長文が読めない人は「精読」から始めよう。英語苦手な人必見。

英語の受験問題で必ず出される「長文」。the 受験勉強って感じしますよね。

毎年、こんな悩みをよく聞きます。


「文法は完璧なはずなのに、長文が読めない」
「単語はわかるのに読めない」

あてはまるもの、ありませんか?

もしかするとソレ、長文を読む上でめちゃめちゃ大事な勉強を飛ばしてしまってる可能性があります。

「1文」が読めなければ、長文も読めるわけがない

ハッキリと断言します。いきなり長文に入ると挫折します。

よくよく考えてみてください。

「長文」とはいえ、結局書いてあるのは「文」です。「1文」がいくつも繋がっていって、長文になるわけです。

1文を正確に読めない人が、どうして長文が読めるのでしょうか?(いいや、読めない)

まずは1文を正確に読める状態を目指しましょう。

まずは「精読」から。文を分解しよう

1文を正確に訳すことを「精読」といいます。まずは精読の練習をしましょう。

精読で大事なのは、文の要素を”分解する”ことです。SVOCと修飾語ってやつです。

英文は難易度が上がるにつれ、長くて分かりづらい構造になります。中学生の英文とは違い、パッと見てすぐSVが判別できないようになってきます。

どれがSとVなのか、どれが修飾語(不要な語句)なのか、しっかりと分解して見極められるようになりましょう。

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大学入試 世界一わかりやすい 英文読解の特別講座
  • 英文読解
  • 精読

「速読」は最終段階。

「時間が足りないから、もっと速く読めるようにしたい」
「結局は、スピードがないと…」

そういった気持ちも分かりますが、まずは精読から始めてください。

読むスピードをつけるのは、正確に読めるようになってから。正しく読めないやつが速く読んだところで、正答率が下がるだけです。

焦らずにいきましょう。

「基礎」はだいたいでOK

すごく当たり前なこと言いますが、基本的な「単語」や「文法」を覚えられていない人は、精読も無理です。長文だ精読だ言う前に、基礎中の基礎は覚えましょう。

ただ、完璧にする必要はないです。だいたいでいいです。

精読の答え合わせをしているとき「あーこんな単語あったわ」と思い出すくらいで十分です。どうせこの先、死ぬほど単語を目にするわけですから、単語帳の段階ではカンペキでなくてもいいんです。

とはいえ、基礎が全く入っていない状態ではさすがに厳しいので、「基礎があやしい」と思っている人はまず、簡単な単語や文法を復習してみてください。

この記事の内容
  • 長文の前に「精読」をはじめよう
  • SVOCと修飾語を正しく分解する
  • 速読は、正しく読めるようになってから


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