「現代文」の受験を考えている人へ

勉強しても伸びない?実感がわきづらい科目

英語や数学と比べて、現代文って何をすればいいのか分かりづらいですよね。

「勉強しても、得点に直結しない」
「努力がムダになるかも」

というイメージが強いのでは?

その結果、現代文の勉強はおろそかになりがちで、

・よく分かんないけど、とりあえず問題集解く
・得点に直結しないから、やらない

ほとんどの人が、どっちかです。

「これさえ覚えれば得点アップ!」みたいな、分かりやすい材料がない。だから頑張る気が起きない。

というわけで今回は、そんな正体不明の「現代文」の勉強方法をハッキリさせたいと思います。

これを読めば、現代文の勉強法がハッキリと見えてくるはずです。

現代文の本質がわかる究極の1問

いきなりですが、現代文の問題です。

小学生の子供にゲームを与えるべきか。正しいものを次の中から選びなさい。
(1) 遊びから学べる知識は多いので、ゲームは与えるべき。
(2) 発育に悪影響を及ぼす可能性があるため、ゲームは与えないべき。
(3) 与えるかどうかではなく、子供の希望通りにするべき。

どれでしょうか?考えてみてください。

(1)は共感できますね。戦略的な考え方、簡単な英語、確かにゲームから学んだことも多い。。
(2)も迷いどころ。ゲームのやりすぎは悪影響を及ぼしかねません。。
(3)もありえる。与えるどうこうでなく、好きな事をやらせてあげるのが一番かもしれません。

迷いますね、どれが答えでしょうか?

これを聞くとガッカリするかもしれませんが、、

実は、答えはありません。答え「なし」です。

答えは常に「書いてあること」だけ。

どうして答えがないのか?

それはズバリ、本文がないからです。

答えの元となる文章がないので、どれが正しいのか判断できないんです。

「なにそれ、屁理屈かよ」って思われたかもしれませんね。

でもこれが本質です。現代文っていうのはそういうもんです。

問題文に書いてないこと、本文と関係ないことは、全てバツです。

実はこの手のパターン(本文に書いてない、でもそれっぽい答え)は、ひっかけでよく使われます。センターなんかでもよく見ます。

本文の主張と関係ないものは、全部バツなんです。

大事なのでもう一回いいます。

「文中に書いてあること」以外は全てバツです。

これを踏まえると、現代文で必要な能力が見えてきます。

「本文に書いてあることを、そのまま正確に読み取る」

これこそが、現代文で必要な能力です。

書いてあることなのに、正確に読み取れないのはなぜ?

「書いてあることを、読み取る」

一見簡単に聞こえますが、これが意外と難しいんですね。

簡単で分かりやすい文で書いてくれればいいんですが、現代文の文章って難しいですよね。

そのような「堅苦しくて難しい文章」を正しく読み取るには、どうすればよいのか?

ズバリ、文章を正しく読むには“3つの能力”が必要です。

1. 読み取るテクニック

筆者は、自分の主張を補強するために、自分の文章にいろんなテクニックを加えていきます。

逆のこと言ったり、例えてみたり、言い換えたり。

こういったテクニックが、長くて分かりづらい文を生み出します。

(文句は言わないで。本来学術的な文章とはそういうものなんです)

このような難解な文章を正しく読むには、テクニックが不可欠。

「あーここは同じことを言い換えてるな」
「直前で逆のこと述べてるな」

こんなことが読み取れれば、そのうち筆者の言いたいことが見えてきます。

2. 頻出キーワードの意味、漢字がわかる

現代文の文章って、難しい言葉が多いですよね。

そもそもテーマが難しかったりするので、使われる言葉も難しいわけです。

書いてある言葉の意味が分かんなきゃ、文章全体の内容が分かるわけないですよね。

「現代文単語」のように、入試現代文で頻出の語句がのっている単語帳があるので、それを覚えましょう。

でも1つ注意。丸暗記しないで、ちゃんと意味を説明できるようにしましょうね。

例えば頻出語句「アイデンティティ」。単語帳をみると「自己同一性」って出てきます。

これを「自己同一性」のまま、そのまま暗記するのはNGです。

だって意味わかんないでしょ。

中学生に「アイデンティティ?自己同一性のことだよ」って説明しても、誰も理解できないでしょ。

現代文単語は「形而上」とか「アンチテーゼ」とか、そもそも理解すること自体が難しいような、よくわかんない言葉がいっぱい出てきます。

しっかり自分の言葉でかみ砕いて説明できるようになりましょう。

3. よく出るテーマの常識

現代文の問題は、文章に書いてあることだけ読み取れば、すべて解けます。これは絶対です。

しかし、問題文に書いてないことでも、知ってれば有利なことって結構多いんです。

たとえば問題が「アベノミクス」の話だったとしましょう。

アベノミクスの知識がある人が解く場合、すごく読みやすいハズですよね。

でも逆に、アベノミクスどころか安倍さんのこと自体全然知らん人が解く場合では、だいぶ厳しそうですよね。

このように、別に知らなくても解けるっちゃ解けるんだけど、前もって知っといた方がいい”常識”ってものがあります。

現代文でよく出てくるテーマは、政治、経済、宗教、学問など。

ここら辺のテーマをおさえておけば、無知な状態のままでいるよりも断然有利です。

正しく読み取るための”3つ”の能力
  • 1.読解力… 主張を正しく読み取るテクニック
  • 2.語彙… 漢字・頻出キーワードの意味
  • 3.前提知識… よく出るテーマにおける常識

この3つを身につければ、堅苦しい文章を正しく読み取ることができるようになります。

現代文が苦手な人が、最初にやるべき参考書は?

3つの能力の中でも、特に苦労するのが「テクニック」です。

「語彙」と「前提知識」は、覚えればどうにかなります。知らないことが出てくるたびに覚えてれば、知識は自然と身についてきます。日々の努力次第です。

では、読むテクニックを身につけるにはどうしたらいいのか。そもそも独学で身に付くのでしょうか?

安心してください、超オススメの参考書があります。

画像リンク
田村のやさしく語る現代文
  • 現代文
  • 初心者


この参考書を読めば、現代文の基本的な考え方が分かります。

「現代文ができる人の考え方」を、現代文が苦手な人向けに、優しく語りかけるように説明してくれます。

正直、本屋に売ってる現代文の参考書って、「基礎」とか書いてあるわりに初心者には難しいものばかりなんです。

でもこの参考書は大丈夫。本当に「はじめての人向け」です。

もし仮に「とりあえず問題集買おっかなー」とか思っている人がいたら、それはNG。問題をたくさん解くのは、”現代文の考え方”を身につけたあとです。

これから受験勉強をはじめる人、現代文の勉強法に悩んでる人は、まず「やさしく語る現代文」から始めてみてください!



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